商売の世界は、スポーツや勝負ごとのように「勝つか負けるか」ではありません。

基本的に相手が先に儲かって、自分はあとから稼いでいく、これが「ウィンウィン」の世界です。

確かに業界内では、儲かっている企業とそうではない企業にハッキリ分かれています。

儲かっている企業はそうではない企業を圧倒しているから、表面だけを見れば、弱肉強食のように映ります。

それは、強い者が弱い者に勝つスポーツや勝負ごとの世界で繰り広げられている光景と同じように見えが、、、

それは結果だけを見ているにすぎません。

しっかり見ていくと、強い企業は、顧客を儲けさせていることが分かります。

まず自分たちと取引をすることで顧客が先に儲かるようにする。

顧客が儲かるように自分たちが一生懸命行動していことで、顧客が利益を手にする。

顧客の儲けを優先するので、ときには自分たちが損をすることもあります。

儲かった顧客は恩義を感じて、「少しは還元しましょう」と、今度は自分たちのためにあれこれ尽くしてくれようになります。

いわゆる「返報性の法則」で、頼んでもいないのに、顧客が自分たちのために仕事を出してくれるようになるのです。

このように強い企業は、まず顧客を儲けさせています。

儲かるから、必然的に取引したい企業も増えていき、少しずつ還元してもらって、徐々に稼げるようになります。

弱い企業は、その逆をしています。

自分たちが稼げることを優先しているから、顧客はあまり儲かりません。

自分たちが得することだけを考えて、顧客には損をさせることもあります。

これでは取引自体が続かないし、取引先も増えることはありません。

自分の望みを叶えるためにお客様の望みを叶えるのではありません。

従って、強い企業は、顧客を儲けさせているのであり、弱い企業は顧客を儲けさせていない。

ここに大きな違いがあります。

でも、、、儲かっている企業の中にも、顧客に損をさせているところもあります。

そういう企業は一時的に栄えても、短命です。

何十年と維持することはありません。

顧客の儲けが先で、自分たちの稼ぎはあと。

これが長続きするビジネスモデルです。

もうお分かりになっと思います。

もしあなたがまだ十分に稼いでいないとしたら、お客様を満足させていない証拠です。

反対に、もしあなたがすでに十分稼いでいるとしたら、お客様に喜んで頂いてる証拠です。

もっと稼ぎたいのであれば、お客様に喜んで頂けるように、

あなたと言う商品を磨いてください。