正解以外のどんな答えも不正解だからこそ、そのテストは信頼されます。

そして正解の数が多かった人が優秀と見なされます。

しかし世の中になると、今度は正解が無数にあります。

またどれもが正解になるし、どれもが不正解になります。

また正解と不正解の境目もあやふやです。

テストのように、○か×かで色分けできるものでもないのです。

これはテストの問題が単純で、実際の世の中は複雑だということではありません。

本質的に、世の中とはそういうものなのです。

たとえば、物を販売するのにもいろなやり方があります。

テレビＣＭを大量に流して、より多くの人に周知させる方法

一部店舗で先行販売し、クチコミでジワジワ広げていく方法

前者はコストがかかりますが、浸透度が見込めるから、それによって売れ行きがよければ、コストを回収することも十分可能になります。

後者は、コストはあまりかかりませんが、浸透度は不透明で、もし売れ行きがよくなければ、損益分岐点を割り込むこともあり得ます。

どちらにも一長一短があり、両方とも正解と言えます。

なので不正解がないのです、、、

不正解はないのですから、やってみるしかないのです。

実は、これが本当の正解になります。

そう！「やってみる」ことです。

やってみて初めてうまくいくかどうか分かるのですから、

正解は「やってみる」ことの中にしかありません。

それって前にもやったけど売れなかったよと思う

それは無理だと思うけど、、、

取りあえず言われたからやる、、、

とにかく一つでも多く売るんだと思って

言われた通りにやってみる

以前に別な者を売った時に良かったことを思い出して売る

だから最初から正解・不正解はなく

正解・不正解の境目は非常にあやふやです、

でもそれなりの結果は自ずと出て現れます。

その境界は、いかに本気で行動をするかなのです