私の思い出の映画
今日はいつも107ありがとうございます。
私は映画好きですが今日は今まで沢山の映画を観て来ましたがその中から一つ思い出の映画の話を致します。
夕張のあの場所には、今でもそのまま黄色いハンカチが旗めいてていると言う。
今日はこの映画の高倉健と山田洋次監督と武田鉄矢のエピソーをご紹介します。
山田洋次監督はこの映画の構想がまとまり、主役を誰にするかということになる。
スタッフの一人が高倉健さんはどうですかと言う。
山田は早速高倉に手紙を書く。
するといきなり宿に高倉がたった一人でやって來る。
山田は、こんな映画ですが、健さん出て頂けますかと聞くと、高倉の返事は出るも出ないもない、いつから身体を空ければいいですかだった。
帰るとき、靴を履きながら、今日はとてもいい日ですとにっこり笑って、帰る後ろ姿がかっこよかったといっている。
山田は、一見穏やかだが仕事には厳しく、すでに出来上がってるのに、この場面は違うと平気で撮り直しをさせる。
一番ひどい目にあったのが武田鉄矢。
映画初出演の素人で、山田に徹底的にしごかれる。
何で俺なんか選んだんだよ。
何度もそう思ったそうである。
最後泣くシーンがあるが、何回やっても涙が出ず、何回もやり直しをさせられる。
その時、健さんが後ろに来て鉄矢、長い間世話になったな言う。
そうだ、これが終わったら、健さんともお別れだと思ったとたん、涙がどっと溢れだし、結果一発OKが出る。
試写会に武田は妻を連れて来ていた。
健さんと共演したことを自慢したくて、二人で健さんに挨拶に行く。
高倉はさっと立ち上がり、かかとを揃えて、一礼し、鉄矢君にはお世話になりましたと言う。
二人は大感激したという。
ちなみに山田洋次監督は、武田鉄矢を起用したことは大成功だった言っている。
この映画何度観ても最後のラストシーンは感激で胸が一杯になりますね。
私も近いうちにまた観ます。
映画鑑賞 アメブロ にも沢山書いていますので
お時間がある時に見てください
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